口腔外科(病態系)では口腔に関連する諸組織に発生する多くの疾患(むし歯、歯周病を除く)の診断と治療にあたっています。
岡山大学大学院歯薬学総合研究科
病態制御科学専攻
腫瘍制御学講座
口腔顎顔面外科学分野
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顎骨嚢胞
顎骨嚢胞
顎骨嚢胞は,顎の骨の中に発生する内部に液体を含む袋状の病的組織です.

原因として,歯髄(歯の神経)の細菌感染が刺激となって発生するもの(歯根嚢胞),歯の形成に関与する成分から発生するもの(含歯性嚢胞)などがあります.
大きいものになると顎の1/3~1/2に達することもあり,わずかな外力で骨折する可能性もでてきます.

顎骨嚢胞の治療として,原因歯の治療や抜歯,嚢胞の摘出を行います.
また,嚢胞が非常に大きい場合は,開窓療法という嚢胞壁の一部を切除して,内腔圧を除くことで嚢胞の縮小をはかることもあります.
口腔軟組織にできる嚢胞は,主に口唇・頬粘膜や舌の下面に発生します. 先天性の嚢胞(類皮嚢胞,類表皮嚢胞など)や,唾液の流出障害により生じる嚢胞(粘液嚢胞やガマ腫など)があります. 増大に伴い,摂食・嚥下や会話に障害を生じることがあります. 治療として,開窓療法や嚢胞摘出術を行います.